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イグス、クリーンルームの狭小スペースに対応するケーブル保護管に3形状を追加、計6種の提供を開始
イグスは、クリーンルーム向けの耐摩耗性に優れたケーブル保護管「e-skin flat single pods(e-skin flat)シリーズ」について、コンパクト設計や開閉式への需要に対応するため、e-skin flatに三つのバージョンを追加し、計6種類での提供を開始した。これまでよりさらに柔軟に、設置スペースや環境に合わせたケーブルガイドシステムが利用できるようになる。
6種類に拡充されたe-skin flatシリーズ
e-skin flatのラインアップはこれまで、非開閉式2サイズ(内高さ12mmおよび15mm)、開閉式1サイズ(内高さ12mm)の3種類だったが、精密機器製造装置内での使用を見込み、従来よりも細いサイズを中心に6種類へ拡充させた。従来もっとも細いサイズは内高さ12mmだったが、今回、内高さ10mmの開閉式・非開閉式をラインアップに加えた。また、内高さ15mmのサイズに開閉式を追加した。種類が増えたことにより、設計のコンパクト化や、より多くの装置へのe-skin flat使用が可能となる。
e-skin flatは、半導体製造装置など摩耗による微粒子の発生を嫌う環境で使用するために開発された、フラット型のケーブルガイドシステムで、イグスではクリーンルーム試験室での製品試験を実施しており、e-skin flatがISO 14644-1に準拠した空気清浄度クラス1(※)環境での使用に適合していることを確認している。優れた耐久性、柔軟性、静音性(騒音レベルはわずか29dB(A))についても検証試験で証明されている。
※ ISO 14644-1に準拠した空気清浄度クラス1:ISO 14644は空気中の粒子濃度に焦点を置き、空気1立方メートルあたりの最大許容粒子濃度の限界値を規定している。クラス1は最も高い清浄度クラスで、これを達成するには空気1立方メートルあたり0.1μmの粒子数が10を超えないことが求められる
また、e-skin flatはチャンバー同士の連結・取り外しが容易で、開閉式はケーブルの交換や目視点検が手軽にできる。
イグスは今後も、耐摩耗性に優れたエンジニアリングプラスチック素材を活用したクリーンルーム向け製品のラインアップを拡充させていく。
e-skin flatの特長は以下のとおり。
・開閉式(SKF.O)は、数分でケーブルの交換が可能
・非開閉式(SKF.C)は、粒子の放出をより抑えることができる
・3種類のサポートチェーンが提供可能
・最大3mのストロークに対応
・6pod連結、6段構成が可能
世界ベアリング協会、新会長に鵜飼英一NTN社長
世界ベアリング協会(World Bearing Association、WBA)は、市井明俊前会長(日本精工社長CEO)の任期満了に伴い、鵜飼英一NTN社長を新会長に選出した。任期は2024年9月から2年間。
信頼性を確保しながら健全に発展することを目指し、偽造品対策などさまざまな課題の解決に向けた
活動をグローバルで行っている。鵜飼氏は、WBA の構成団体である日本ベアリング工業会の会長も務めており、今回の就任により、日本だけでなくグローバルにおけるベアリング市場の健全な発展に、より一層寄与していく考えだ。
WBAは、日本ベアリング工業会(JBIA)、欧州ベアリング製造業者協会連合(FEBMA)、米国ベアリング製造業者協会(ABMA)の3団体が協業する非営利団体で、2006年に創設された。
ベアリング大手が所属する日米欧の3団体が連携し、開かれた経済活動、持続可能な開発、法的権利の保護など世界のベアリング産業の共通目的のための活動を行っている。
近年は、グローバルで横行する偽造品対策に特に注力しており、ウェブサイトによる啓発・教育活動や、取締当局をはじめとする各国政府との連携などを通じて、健全な市場づくりに業界全体で取り組んでいる。
WBAウェブサイトStop fake bearings:https://www.stopfakebearings.com/
鵜飼英一氏
1957年生まれ。1980 年エヌ・テー・エヌ東洋ベアリング(現NTN)入社。入社後は、国内外の製作所において品質保証・製造部門などで経験を積み、2011年に執行役員、2014年より常務執行役員、アセアン・大洋州地区総支配人を経験。2017年に取締役、2021年4月より現職(代表執行役 執行役社長)。
イグス、学生フォーミュラ日本大会2024に協賛
イグスは、9月9日~14日(競技走行:9月12日~14日)に愛知県常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される「学生フォーミュラ日本大会2024」に協賛し、大会会場において企業ブースを出展する。
学生フォーミュラ日本大会は、学生が自ら構想・設計・製作したレーシングカーでものづくりの総合力を競い合う大会。イグスはスポンサーとして17の学生チームに対し、樹脂すべり軸受などの多岐にわたる部品を提供することで大会を応援している。
同社が無償提供する部品の抜粋としては、ペダル類やステアリング関連部品、スタビライザー軸、シフトレバー、シフトパドル、アンチロールバー、ステー、ギヤボックス、各種軸受などがある。
提供先チーム(抜粋・五十音順)は、愛知工業大学、大阪大学、金沢大学、金沢工業大学、群馬大学、国士舘大学、埼玉大学、静岡大学、上智大学、東京都市大学、名古屋工業大学、新潟大学、北海道大学、など。
イグスでは、大会会場において9月12日~14日、企業展示スペースにブースを出展、ドイツ車をはじめとした世界の主要自動車メーカーが採用するさまざまなエンジニアリングプラスチック機能部品を紹介する。
イグスでは、「自動車をはじめとしたモビリティの将来に寄与する同大会を今後も応援していく」とコメントしている。