三菱マテリアルツールズ( http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/ )は、三菱マテリアル( http://www.mmc.co.jp )が開発、製造する“インパクトミラクル制振エンドミルシリーズ”にセミロング刃長タイプの「インパクトミラクル制振エンドミル(J)VF-JHV」を追加、販売開始する。
エンドミルによる高能率加工において、びびり振動が問題となる場合が少なくない。同社はこれまで、これらの問題に対して、異なるねじれ角を複合させた不等リード形状を採用したインパクトミラクル制振エンドミルシリーズを商品化してきた。このたび、難削材加工、金型加工において、より長い刃長を必要とする高壁の仕上げ加工に適したセミロング刃長タイプ「VF-JHV」追加する。
同品の主な特徴は以下のとおり。
- 制振効果に優れた不等リード形状の採用により、難削材や高硬度材の安定加工を実現
- 耐熱性に優れた“インパクトミラクルコーティング”を適用。高い皮膜硬さと耐酸化性、低い摩擦係数により、高精度・高品位加工を実現
- セミロング刃長の採用により、高壁の仕上げ加工においても、びびりを抑制し、高能率加工を実現