豊田自動織機は、このたびプラグインハイブリッド自動車(PHV)用の電動コンプレッサと充電器を開発した。同品は、2月15日に発売されたトヨタ自動車の新型プリウスPHVに搭載されている。
今回開発した電動コンプレッサは、量産車では世界初(同社調べ)となるガスインジェクション機能を搭載することで、氷点下でもエンジンを作動させずにヒートポンプ暖房が可能となり、EV走行範囲を拡大し、燃費低減を図る。また、充電器は、現行製品に対し、充電出力を約1.7倍向上させながら、独自の制御方式を採用し高効率・小型・軽量化を実現している。
左:コンプレッサ、右:充電器