経済産業省は、日本のものづくりにおいて製造現場を支える人々を表彰する第7回「ものづくり日本大賞」の募集を開始した。応募締め切りは9月30日から12月18日まで。
同賞は、日本の産業・文化を支えてきたものづくりを継承・発展させるため、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知らせることを目的とする顕彰制度。平成17年の制度創設後、隔年で開催しており、今回で第7回を迎える。
同省では、以下の5部門について受賞候補者の募集を行う。
- 製造・生産プロセス部門(内閣総理大臣賞、経済産業大臣賞ほか)
製造・生産工程における画期的なシステムや手法の開発・導入によって、生産の抜本的効率化など、生産革命を実現させた個人又はグループ。
- 製品・技術開発部門 (内閣総理大臣賞、経済産業大臣賞ほか)
高度な技術的課題を克服し、従来にない画期的な製品・部品や素材等の開発・実用化を実現させた個人又はグループ。 - 伝統技術の応用部門 (内閣総理大臣賞、経済産業大臣賞ほか)
地域に根ざした文化的な技術や、熟練人材により受け継がれてきた伝統的な技術の工夫や応用によって、革新的・独創的な製品・部品や素材、生産プロセスの開発・実用化を実現させた個人又はグループ。 - 「ものづくり+(プラス)企業」部門 (経済産業大臣賞ほか)【新部門】
製造した「もの」を活用してサービス・ソリューションへと展開を図り、新たなビジネスモデルによる新たな付加価値を作った個人又はグループ。 - 人材育成支援部門 (経済産業大臣賞ほか)【新部門】
青少年育成支援や第4次産業革命に対応したデジタル化対応の人材育成等、幅広く、日本の将来のものづくり人材育成支援において、その活動が目覚ましいと認められる企業、NPO等。
受賞資格、過去の受賞事例、その他詳細は、以下のウェブサイト(
http://www.monodzukuri.meti.go.jp/ )より。ウェブサイトで応募書類のダウンロードを行うこともできる。