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住友ゴム、南アフリカ工場でトラック・バス用タイヤの生産設備を新設

 住友ゴム工業は、急速な経済成長に伴うアフリカ市場におけるタイヤ需要拡大に対応するため、南アフリカ工場でのトラック・バス用タイヤの生産設備の新設を行う。総投資額は9.1億ランド(約66億円)。

 近年、アフリカ市場でのタイヤ需要は、急速な経済成長に伴って増加しており、今後もさらなる成長が見込まれる。南アフリカ工場ではこれまで、乗用車・ライトトラック用タイヤの生産を行っており、2014年に高性能タイヤを初めとする生産能力の増強と品質向上を目的として11億ランド(約80億円)の投資計画を発表したが、このたびトラック・バス用タイヤの生産設備の新設のため9.1億ランドの追加設備投資を行う。

 現在、トラック・バス用タイヤについては輸入販売を行っているが、今回、トラック・バス用タイヤの生産設備を保有することで、現地での安定供給が可能となることからアフリカ市場におけるタイヤ販売事業の一層の強化を図る。なお、トラック・バス用タイヤの生産開始は2018年7月を予定している。