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ルノー・日産、研究・開発、生産技術・物流、購買、人事でシナジーを強化

 ルノー・日産アライアンスは、研究・開発、生産技術・物流、購買、人事の4機能においてシナジーを強化し、さらなる効率性と収益の向上を目指す新たな統合プロジェクトを開始する。

 アライアンスの統合は、両社の部門の統合、共通プロセスの策定、人財および他の重要な資源の共有を含む。ルノーおよび日産は、機能統合により、2015年に年間40億ユーロ以上のシナジーを創出すると見込んでいる。

 アライアンスは、すでに統合されている4機能をサポートするため、品質および原価管理の機能を一部統合する予定。さらに、アライアンスは、販売・マーケティング、コネクティビティ・コネクテッドサービス、商品企画、アフターサービスや他のサポート機能において、さらなるシナジー拡大も検討している。

 ルノーと日産は、3月末までに新たな統合プロジェクトを各々の企業に属する組合など必要な従業員代表組織や会社の意思決定機関に説明を行う。その後、各社における審査、承認のうえ、4月1日より実行する予定。