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トヨタ自動車、トヨタ会館で環境技術・安全技術コーナーをリニューアル

 トヨタ自動車は、同社展示館「トヨタ会館」(豊田市トヨタ町1番地)の一部展示改装工事を完了し一般公開を開始した。

 トヨタ会館は、創立40周年を記念し1977年に設立。同社のクルマづくりの考え方や自動車関連技術を紹介する展示館として、設立以来の累計来館者は約1600万人になる。昨年の来場者数29万人のうち7万人が小学生であり、社会科見学としても利用されている。また、海外からも中国などアジアを中心に約3万人が来場した。

 今回の改装は、近年の技術的進展が著しい環境ならびに安全分野の展示エリアについて、昨年12月から閉鎖して行われた。「環境技術コーナー」では、水素社会の実現に向けた取り組みが進む中、燃料電池自動車を中心とした同社の取り組みを紹介。また開かれた空間に展示物を配置し、コーナーを一望できるようしたことで、幅広い取り組みの全体像を把握しやすいように工夫している。

 「安全技術コーナー」では衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティセンス」を最新の映像技術を用いて紹介。複雑な技術を分かりやすく解説しただけではなく、見る楽しさにも配慮している。