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ナブテスコ、737MAX向けスポイラー・アクチュエーターを初出荷

 ナブテスコは、ボーイング737型最新モデル「737MAX」の量産初号機に搭載されるスポイラー・アクチュエーターを初出荷したと発表した。

 737シリーズは、民間航空機市場におけるベストセラー機であり、現在の737NGの発展型となる。すでに3
000機以上の受注が確定しているという。2016年1月29日には、米国ワシントン州レントンにおいて、「737MAX」の初飛行が無事完了し、2017年秋の初号機引き渡しに向けて着々と開発が進められている。

 「737MAX」では、重量軽減および整備性向上を目的として、従来のケーブルやリンクによる駆動方式から
フライバイワイヤー方式のスポイラー・アクチュエーターが採用されることとなり、ナブテスコでは「777」、「747-8」での経験を活かし、同品の開発を行ったという。同社では、今回ボーイング社の最新鋭小型機に搭載されるアクチュエーターが新たに製品ラインアップに加わったことで、新たな成長基盤になるとしている。今後、現在進行中である量産体制、サービス体制の構築を行っていく。