日立化成は、子会社で蓄電デバイス・システム及び合成樹脂製品の事業を行っている新神戸電機の吸収合併を完了した。
日立化成グループでは、「高機能材料」、「自動車部品」、「蓄電デバイス・システム」、「ライフサイエンス」の4分野を重点事業分野と位置づけ、強化・拡大に取り組んでいる。中でも、今後とも高い成長が見込まれる「蓄電デバイス・システム」事業は、グローバル展開に注力し、「高機能材料」、「自動車部品」に次ぐ第三の事業の柱として成長させる計画。
今回の合併により、これまで新神戸電機が担っていた蓄電デバイス・システムおよび合成樹脂製品の製造機能が日立化成に統合され、これらの製品群について研究開発、事業企画、営業の各機能とあわせた一元的な組織運営が可能となる。