メインコンテンツに移動

JXHDと東燃ゼネラル、経営統合を目指すことで基本合意

 JXホールディングスと東燃ゼネラル石油は、2017年4月を目処に両社グループの経営統合を目指すことについて基本合意書を締結した。今後、両社は相互信頼と対等の精神に則って、統合に向けた詳細な検討と協議を進め、2016年8月を目処に、経営統合に関する最終契約(経営統合本契約)を締結する予定。

 両社は、国内の石油需要が減少する中で経営統合を行うことにより、国際的な競争力を有するアジア有数の総合エネルギー・資源・素材企業グループとして発展することを目指す。

 経営統合の方法は、JXホールディングスの完全子会社であるJX日鉱日石エネルギーを吸収合併存続会社とし、JXホールディングスの普通株式を対価とするいわゆる三角合併を行うことを基本とする。最終的には、事業上の合理性を考慮して、経営統合本契約を締結するときまでに、両社協議のうえ、正式に決定する。両社グループがそれぞれ現エネルギー事業で使用している各ブランドは、本経営統合後も継続して使用することとし、将来の統合エネルギー事業にとって最適なブランド政策については、今後検討していく。