メインコンテンツに移動

日立オートモティブシステムズ、インドネシアに新工場建設開始

 日立オートモティブシステムズは、2014年11月に設立したインドネシアのPT Hitachi Automotive Systems Indonesia(日立オートモティブシステムズインドネシア)の工場建設を開始した。鍬入れ式を2月17日に実施した。

 日立オートモティブシステムズグループは、グローバルに自動車機器システム事業を拡大している。その事業戦略において、ワールドワイドで顧客ニーズへの即応をめざす「地産地消」を加速させており、ASEANで最も自動車販売台数の多いインドネシアについても製造拠点設立の検討を進めてきた。

 インドネシアでは、世界第4位の人口を背景に自動車市場の拡大が期待される。2014年の販売台数は、二輪車が786万台、四輪車が121万台を記録し、自動車メーカーにとってますます重要な戦略地域となっている。日立オートモティブシステムズは、自動車メーカーへの現地でのサポートをより一層強化するため、インドネシアに新工場の建設を決定した。

 日立オートモティブシステムズインドネシアは、日立オートモティブシステムズと日立オートモティブシステムズアジアに加え、ディアガンタラ・ミトラマハーディ(PT. Dirgantara Mitramahardi)社による資本参加により設立された。

 日立オートモティブシステムズインドネシアは、自動車機器システムの製造工場を西ジャワ州ブカシ県内に設けられた工業団地グリーンランドインターナショナルインダストリアルセンター内の55000m2の敷地に建設し、2016年夏の稼動開始を目指す。