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新日鐵住金、棒線の加工メーカー各社と新たな統一事業ブランド立ち上げ

SteeLinCのサプライチェーン図(クリックで拡大)SteeLinCのサプライチェーン図(クリックで拡大) 新日鐵住金の棒線事業部は、棒鋼・線材(以下、棒線)の加工メーカー各社とともに、新たな統一事業ブランド「SteeLinC(スティーリンク)」を立ち上げ、運用を開始した。

 棒線は、エンジンやトランスミッション、足回りやタイヤなど自動車の機能を左右する重要な部品群をはじめとして、建機・電産機部品、建築・橋梁用ロープ、ボルト、針金、ステープラーの針など、あらゆる産業・生活インフラに使用されている鉄鋼製品。鋼材メーカー出荷後は、様々な加工メーカー・加工工程を経て最終製品に組み込まれていくが、それぞれの用途や形・加工法に合わせて、求められる品質や機能も多種多様である。

 このため、新日鐵住金では、加工メーカーも含めた棒線事業を統一ブランド化することで、顧客に同社棒線グループの持つ幅広い商品バリエーションや基本品質・供給力、国内外での広範なサプライチェーンや部品製造に対するサポート技術などを分かりやすく提示し、顧客との連携を深める。このブランド化によって顧客には、これまで以上に部品形状や加工法に適した棒線商品を選択でき、新日鐵住金のサポート技術活用により、加工課題の解決促進や商品開発プロセスの短縮・効率化を図ることができるという。