川崎重工業は、インドネシアにおける現地法人 PT.Kawasaki Motor Indonesia (KMI:カワサキ モーター インドネシア)において、二輪車生産工場(第二工場)の稼働を開始した。
第二工場は、ジャカルタ市郊外のブカシ県に位置し、敷地面積は150000m2で、年間15万台の生産能力を有している。当初は、スポーツモデル「Ninja250SL」と「KLX150」の2機種を生産し、今後は順次生産機種を拡大する予定。
世界第三位の二輪車市場であるインドネシアは、近年の経済発展により二輪車をレジャーとして楽しむ顧客層が増加しているという。KMIは、1995年からジャカルタ市内の第一工場での現地生産および完成車輸入による二輪車の販売を行っているが、今回の新工場建設により生産能力を拡大し、インドネシア市場における需要増加に対応することで、2014年には年間20万台の販売を見込んでいる。