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トーヨーエイテック、AT用オイルポンプが生産累計2000万台を突破

トーヨーエイテック「AT用オイルポンプ」 トーヨーエイテックは、AT(自動変速機、但し無段変速機を含む)用オイルポンプの生産累計が2千万台を突破したと発表した。同社がオイルポンプの生産を開始して以来、28年と11カ月での達成となる。

 同社では、主力の工作機械事業で培ってきた油圧技術や生産技術を活かして1985年2月にマツダ向けのAT用オイルポンプの生産を開始し、自動車部品事業に参入した。2002年8月には、自動変速機の専門メーカーであるジヤトコへもオイルポンプの供給を開始し、事業を拡大してきた。2000年3月期の生産台数は約52万台、売上高は約30億円だったが、2007年3月期には生産台数が初めて100万台を超え、2013年3月期には生産台数は約110万台、売上高は約68億円の事業にまで成長している。

 オイルポンプの生産が順調に伸びたことにより、生産累計1千万台は20年と4カ月での達成であったのに対し、1千万台から2千万台までは8年と7カ月での達成となった。

 同社はオイルポンプ生産規模拡大のため、2012年2月に東広島工場を竣工、同年5月より本格稼動を開始させ、現在は本社工場が6ライン、東広島工場が1ラインの体制となっている。