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大同特殊鋼、知多工場における製鋼プロセスの合理化が完了

 大同特殊鋼( http://www.daido.co.jp )は、知多工場(愛知県東海市)における製鋼プロセスの合理化が完了し、11月16日に稼働を開始した。

150t電気炉150t電気炉 今回の投資額は約200億円で、製鋼工場内の溶鋼搬送ラインの物流を整流化し、連続鋳造機の能力をフルに発揮させることにより戦略商品群の品質・コスト競争力向上を狙いとしたもの。さらに150t大型電気炉1基を新たに導入し、エネルギーの高効率化と溶解・精錬機能の向上を目指す。

 特徴・効果として、粗鋼生産能力向上や溶解のための入熱効率向上、電力以外の代替エネルギー(天然ガス、炭材)も積極活用が可能、物流整流化による製造品質安定化などが挙げられるという。