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三菱樹脂、中国にポリエステルフィルム加工製品の製造・販売子会社を設立

 三菱樹脂は、中国で液晶テレビの偏光板向けリリースフィルム等を生産・供給するべく、中国江蘇省無錫市に、光学用ポリエステルフィルム加工製品の製造・販売子会社 三菱樹脂光学フィルム(無錫)社( MPFW社)を設立した。約20億円を投じて、ポリエステルフィルムのコーティングラインを導入し、2015年4月に稼働を開始させる予定。

 中国に液晶パネルの新工場が相次ぎ建設されるなか、同社は、液晶用バックライト部材等に使われるポリエステルフィルムを現地で生産・供給することを目的に、三菱樹脂ポリエステルフィルム(蘇州)社を設立し、本年夏より生産を開始した。一方、液晶部材の一つである偏光板についても、中国での生産が今後本格化される見込みであることから、同社は、無錫市にMPFW社を設立し、ポリエステルフィルムのコーティングラインを導入することで、立ち上がりが予想される中国の偏光板メーカーに対して、ポリエステルフィルム(原反)にシリコンを塗布した偏光板向けリリースフィルム(離型フィルム)等を2015年4月(予定)から供給する。