愛知製鋼は、水素ステーションの高圧水素用機器に用いる素材として高圧水素用ステンレス鋼「AUS316L-H2」を開発した。
次世代エコカーとして注目され、2015年から一般販売される燃料電池自動車の普及には、燃料となる水素を供給する水素ステーションのインフラ整備が急務である。同鋼種は、SUS316およびSUS316Lの要件を満たすことから、すでに複数の高圧水素用機器メーカーに採用されている。用途としては耐水素脆化特性が求められるバルブや配管継手に使用されているという。