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島津製作所、画質や被ばく低減、操作性を進化させた外科用Cアーム型X線TVシステム

島津製作所「OPESCOPE ACTENO」 島津製作所は、整形外科分野における手術用途に外科用Cアーム型X線TVシステムの新製品「OPESCOPE ACTENO(オペスコープ アクテノ)」の販売を開始した。

 外科用Cアーム型X線TVシステムは、手術室や救急室において患部の位置や状態をリアルタイムで把握するために用いられることから、手術の進行を妨げない高い操作性が求められている。同社は、従来機「OPESCOPE ACTIVO」に加え、医療現場の要望に基づいて画質や被ばく低減、操作性をさらに進化させた同品を開発した。

 同品は、100万画素CCDカメラを搭載しており、微細部まで識別しやすい高精細、かつ自然なコントラストで画像を抽出することが可能であり、手術部位の状態をより的確に把握することができる。装置全体のコンパクトさを維持しつつ開口78cmのワイドCアームを採用したことにより、手術台等との干渉を最小限に抑えることができる。また外科手術での複雑な位置合わせに最適である完全バランス方式を従来機から引き続き採用している。