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三菱自、駆動電池不具合でPHEV・EVをリコール

 三菱自動車は、「アウトランダーPHEV」および、「i-MiEV」、「MINICAB-MiEV」に搭載されている駆動用電池の不具合に関し、国土交通省に対しリコールを届け出た。

 原因は、電池セル製造ラインに昨年11月から導入されたスクリーニング検査において、作業員が誤って落下させるなどの過大な衝撃が加えられ、内部部品の一部が変形したり金属片が発生したりした不良品が車両に搭載され、外部充電中等に内部短絡を起こしたものとした。

 その後、当該検査を廃止した上で製造ラインに導入する再発防止策について、徹底的な検証を行い、有効性が確認できたという。電池セルの生産状況から、リコール作業を6月中旬から順次開始出来る見通し。

 また、リコール作業は通常、販売会社で実施するが、この駆動用電池のリコール作業は特別に、アウトランダーPHEVは名古屋製作所で、i-MiEV、MINICAB-MiEVは水島製作所で、それぞれ集中作業する。