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ミネベア、韓国KJP社と業務・資本提携で液晶用バックライト強化

 ミネベアは年5月9日、液晶用バックライトユニット、精密成型部品、金型の製造販売を行っている韓国企業のKJ Pretech Co., Ltd.(KJP社)と業務・資本提携を行うと発表した。

 ミネベアは主力製品のひとつであるスマートフォン、携帯電話等に使用される中小型液晶用バックライトの事業拡大および世界市場における競争力のさらなる向上を目指し、KJP社との戦略的提携関係を構築するための関連契約を締結した。今回の業務・資本提携により韓国を代表する液晶用バックライトメーカーであるKJP社と強固な関係を構築し、品質・技術力・供給力のさらなる向上を達成することにより競争力を高め、激しい競争が展開されるバックライト業界でのマーケットリーダーの地歩を着実に固め、今後の成長と収益性の向上を目指す。ミネベアは、KJP社が第三者割当により発行する新株を引受け、資本提携する予定。なお、今後、KJP社もミネベアの株式を取得する予定。

 KJP社は、1994年に韓国で設立され、韓国KOSDAQ市場に上場している。同社は中国山東省煙台市および広東省恵州市に製造拠点を持ち、液晶用バックライトの製造において、高品質な製品を製造可能とする自動機技術を保有するとともに、先進的な金型技術を保有し、品質・技術力・供給力の面で高い競争力を生み出している。