いすゞ自動車は、産業用エンジンおよび船舶用エンジンの販売専門会社として、いすゞ自動車エンジン販売を設立した。
同社では、産業用ディーゼルエンジン需要は、新興国を中心とした旺盛な建設需要の伸びを背景に今後も成長すると予測しており、環境保全を背景にした排出ガス規制の強化などから、エンジン販売先に対する技術的サポートが従来以上に求められているという。
このような環境変化に対応するため、国内の販売会社4社(いすゞ自動車首都圏、いすゞ自動車東海北陸、いすゞ自動車近畿、いすゞ自動車中国四国)の産業用エンジン販売事業およびリソースを、船舶用ディーゼルエンジンの開発・製造・販売を行ういすゞマリン製造に統合し、いすゞ自動車エンジン販売として2013年4月1日より営業を開始した。
この事業統合により、セールスエンジニアリング機能の強化を図ることで、顧客ニーズへの対応力を高め、いすゞグループにおけるエンジン販売事業の強化・拡大を目指す。