NTNは、グループ内物流業務の効率化とコスト削減を図るため、2013年4月1日に物流子会社「NTN物流」を設立する。
同社は、本年4月からスタートする新・中期経営計画「復活2014」で、「利益を造る企業体質への変革」を目指した「構造改革」の柱の一つとして物流業務改革を進める。物流業務改革では、現在、同社の物流部が行っている業務を物流子会社に移管し、グループ内企業の物流業務を専門とする子会社「NTN物流」を新設することで、グループ内企業の物流業務を集中管理する。
NTN物流では、完成品・半製品・調達品の物流業務の一元管理による輸送の効率化、物流拠点の統廃合、梱包仕様の見直し改善、物流コストの見える化によるあらゆるムダの排除などを通じて、物流コストの削減を図る。さらに、物流品質の向上、安全・環境負荷対策などのサービスの提供を行う。
2013年4月1日より業務開始予定。物流業務の対象として、当初は完成品からスタートするが、半年後には半製品、1年後には調達品まで順次拡大する予定。
NTN物流本社(輸出センター内)