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森精機、ドイツ・ギルデマイスター社と資本関係強め商号変更

 森精機製作所は、資本・業務提携を行っているドイツ・ギルデマイスター社とさらに資本関係を強めることなどを決定、「Cooperation Agreement(企業間協定書)」を締結したと発表した。

 「Cooperation Agreement」における主な内容は、両社の資本関係を強化すること、および定款を変更し森精機製作所の商号を、今年の定時株主総会での承認およびギルデマイスター社の増資の完了を経て、「DMG 森精機株式会社」へ変更すること。

 資本関係の強化に関しては、同社はギルデマイスター社の議決権株式の 24.9%を限度に持分比率を増加する。一方、ギルデマイスター社は同社株式の 10.1%を限度に持分比率を増加させる権利を有する。同社のギルデマイスター社の株式取得に関しては、まず、ギルデマイスター社の第三者割当増資に対し、同社子会社の株式を対価とする現物出資によりギルデマイスター社の株式を議決権比率で 24.9%を限度として高める予定。

 その後、ギルデマイスター社は発行株式数に対し一定規模の株主割当を予定しており、同社はそれに応募し、ギルデマイスター社の議決権比率 24.9%を維持する予定。ギルデマイスター社の同社株式の取得株式数、取得方法、取得時期に関しては今のところ決定していないという。

 商号変更に関しては、すでに両社は、グローバル市場で販売統合を進める過程において「DMG MORI SEIKI」ブランドを用いており、顧客からの認知も高まっているというう。より顧客からの信頼を高めるべく、平成 25年3月20日の取締役会において、定款を変更し商号もブランドに合わせて変更することを決定した。また、ギル
デマイスター社も今年の株主総会において「DMG MORI SEIKI Aktiengesellscha
ft」へ変更することの承認を求める予定。