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日本バルカー工業、伊企業と中国のフッ素樹脂関連製品で協業

 日本バルカー工業( http://www.valqua.co.jp )は、フッ素樹脂事業拡大の一環として、イタリアの大手フッ素樹脂成型加工メーカーである“ガニフロン社”(Guarniflon S.p.A.)との協業を進める。

 具体的には、子会社である“上海バルカーフッ素樹脂製品有限公司”(出資比率:日本バルカー工業70%、ダイキン工業30%)とガニフロン社との共同出資により、中国・上海市において合弁会社を設立し、同社において特殊処理を施したフッ素樹脂フィルム・シート関連製品を製造・販売する。取り扱い製品は、中国における厳しい環境規制をクリアした環境に優しいナフタレン表面処理を施した各種フッ素樹脂製品。販売に際しては新ブランド名「アドフロン」を使用するという。

 合弁会社は、「ADVANCED FLON TECHNOLOGIES (SHANGHAI) CO., LTD.」とし、中国名は阿徳邦氟塑科技(上海)有限公司とする。資本金は1050万元(上海バルカー51%、ガニフロン社:49%)。2013年7月に操業開始の予定。2013年度に7.5億円、2016年度に12億円の売り上げを目指す。