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JX金属プレシジョンテクノロジー、精密部材・コネクター等を製造する掛川新工場を竣工

掛川工場外観掛川工場外観 JX金属プレシジョンテクノロジーは、静岡県掛川市に、精密部材・コネクター等のプレス・めっき・組立てを一貫製造する新工場(以下「掛川新工場」)を竣工した。掛川新工場では、今後、主に車載用コネクター等のOEM(相手先ブランドによる生産)を展開する。操業開始は、今年4月を予定している。同社はJX日鉱日石金属の精密部材、コネクタなどの製造子会社。

 環境対応技術を搭載したエコカー市場は、今後、ますます大きな成長が期待されている。エコカーにはより多くの電装部品が搭載されていることから、それに使用されるコネクター等も一段の需要増が見込まれている。掛川新工場では、JX金属グループが長年にわたり蓄積してきた精密加工技術をベースに、一貫製造体制のもとで、主に車載向けの高品質のコネクター等を安定的かつ効率的に生産する。

 またIT向けコネクター等についても、IT産業の幅広いニーズに対応すべく、主に既存の江刺工場(岩手県)、館林工場(群馬県)、那須工場(栃木県)の各工場の連携により、グループとして一貫製造体制を構築している。