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三井化学、台湾プラスチックス社と電解液事業の合弁会社設立契約を締結

 三井化学は、台湾プラスチックス社(以下FPC)との共同出資により、中国にリチウムイオン電池の主要部材の一つである電解液を製造・販売する合弁会社を設立することで合意し、2012年12月27日に合弁会社設立契約を締結したと発表した。

 リチウムイオン電池はスマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、エネルギー容量が大きくサイズのコンパクト化が可能なことにより、市場が拡大してきた。また、ハイブリッド車のさらなる普及や電気自動車の登場に伴い、今後大きな拡大が期待されている。特に中国では、電気自動車向けをはじめとした大型リチウムイオン電池市場の拡大が見込まれている。

 三井化学およびFPCは、長年培った電解液に関する技術と知見を活かし、高品質な電解液の生産・供給体制を早期に確立し、合弁会社の設立によって市場拡大に対応する。投資額は両社の合計で約2000万米ドル。。