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三菱電機、ベトナムでの産業メカトロニクス事業強化の一環としてNC部門を新設

 三菱電機は、ASEANや欧米向けの生産・輸出拠点として拡大が期待されるベトナム市場における産業メカトロニクス事業強化の一環として、ベトナム総合販売会社「Mitsubishi Electric Vietnam Company Limited」(三菱電機ベトナム)内にNC(数値制御装置)サービス部門を新設した。新部門は、NCの部品の交換・販売などのアフターサービス業務を担当する。

 ベトナムは、豊富な人口や安価な労働力に裏付けられた市場成長性を背景に日系を含む自動車関連産業を中心とした製造業の進出が加速しており、これに伴いNC付き工作機械の設置台数が増加している。今後も政府主導での電力・鉄道関連インフラ整備、住宅開発など大規模プロジェクトが計画されており、持続的な経済成長が見込まれる。

 同社はこれまで代理店によるNCのアフターサービスを行ってきたが、今回ベトナム総合販売会社によるサービスに移行する。NC向け保守部品の品揃えを一層拡充し機能強化を図るとともに、2013年度中にはサービス人員を5名体制へ強化する予定。