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CTC、風力発電機の検査診断と稼働率向上支援サービス

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC、 http://www.ctc-g.co.jp )は、米国の製品安全試験・認証機関であるUL Inc.傘下のドイツ風力エネルギー研究所(DEWI)と協業して、風力発電機の検査診断と風車稼働率向上支援サービスを開始する。DEWIと協業した風力発電機の検査診断サービスの提供は国内初となる。

 従来より提供している風力発電事業支援サービスを拡大し、風力発電機の検査診断結果をもとに風力発電所の資産査定、ならびに将来的な運転と保守管理(O&M)費用の推定や稼働率向上のための改善策の提案などを含めた風車稼働率向上支援サービスをワンストップで提供する。これらのサービスにより、CTCは風力発電事業立ち上げから運用、保守までを、総合的に支援し、今後3年間で5億円の売り上げを目指す。

 今回開始するサービスは、風力発電関連サービスで海外48ヵ国、1300以上の顧客を有するDEWIとの協業で提供する。DEWIは、風力発電に関する技術コンサルティング、風力検査業務、リスク評価および、観測測器・風力発電機についての世界的な検査・研究機関として20年以上の実績を有する。風力発電所の現地調査では、専門のトレーニングをうけたDEWIの風車検査のスペシャリストとともに、風車基礎から上部に至るまでの各種コンポーネントに対し、試験検査を行う。その結果をもとに、O&M水準や発電機の性能評価、風力発電所の資産査定を行い、風車稼働率向上に関する支援サービスを提供する。さらに、風車の定期検査および、その検査結果をもとにした風車稼働率向上に関するO&M支援サービスも行う。