ホンダのタイの二輪車・汎用製品生産会社であるタイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(以下、タイホンダ)は、汎用製品の生産累計が7月28日に2000万台を達成したと発表した。
タイホンダは、1987年に汎用製品の生産を開始、2007年10月には生産累計1000万台を突破し、その後わずか4年9ヵ月で今回の生産累計2,000万台を達成した。新工場では、小型・軽量で高い互換性と耐久性に優れた同社の最量販エンジン「GX」シリーズや、ポンプ、刈払機などの生産を行い、年間270万台の生産能力を誇る生産・輸出拠点となっている。タイホンダで生産する汎用製品はタイ国内やアジア・大洋州地域の販売にとどまらず、現在では北米や欧州、日本などをはじめ世界80ヵ国向けに輸出している。
また、この汎用新工場にグローバルな生産機能に加えて、アセアンにおける二輪・汎用およびこれらに関する製品の研究開発機能を有するHonda R&D Southeast Asia Co., Ltd.の汎用製品開発機能を移し、汎用事業のさらなる拡大と効率化を目指すという。