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神戸製鋼、平坦度と板厚公差向上のアルミ合金を開発

神戸製鋼所「アルジェイド-Ⅱ」 神戸製鋼所( http://www.kobelco.co.jp )は、アルミニウム(Al)合金の厚板製品「アルジェイド-Ⅱ」を開発、生産を開始した。

 同品は、従来製品から平坦度を1/3~2/3に、板厚公差を最大1/2に低減、残留応力のさらなる低減を実現した。これにより切削加工時間短縮や加工後の歪取り焼鈍の削減など加工歩留りの大幅な改善を実現する。

 同品は、全国の流通店経由で販売される「アルミ厚板」で、主な最終用途は「半導体・液晶製造装置」、「太陽電池パネル製造装置」、「ロボット/精密機械」などになるという。これらの分野で使用されるアルミ厚板には、機械加工時の「寸法精度確保」や「生産性向上」等のニーズがますます高まっており、アルミ厚板の表面品質・寸法公差・平坦度の向上、板内部の残留応力の低減が、求められているという。