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日産、ロシアの現地生産比率を2016年までに80%に増加

 日産自動車( http://www.nissan.co.jp/ )は、ロシアの生産能力を強化し、2016年までに現地の生産比率を80%に高めると発表した。

 同社は2016年までに、ロシア市場における販売を2011年度の161,000台から3倍に増やし、市場占有率を現在の5.9%から10%に拡大することを目指す。販売拡大を支えるため、2014年にはサンクトペテルベルグ工場の年間生産能力を、現在の倍となる100000台とする予定。同工場には、1億6700万 ユーロを投じて、プレス・樹脂工場など、合計50,000m2におよぶ生産設備を追加する。100,000台への生産能力増強に伴い、サンクトペテルベルグ工場は同一ラインで5車種の生産を行うことが可能になる。

 同社はロシアでの戦略的なパートナーシップの拡大も目指す。アライアンスのパートナーであるルノーと、ロシアン・テクノロジー社との覚書を締結し、ロシア最大の自動車会社である、アフトワズ社のアライアンスとしての保有資本を、従来の25%から50%以上に拡大することを発表している。