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新日鉄、熱処理など自動車部品加工の一貫製造体制の構築を1年前倒し

ニッポン・スチール・パイプ・インディアニッポン・スチール・パイプ・インディア 新日本製鉄( http://www.nsc.co.jp )と同社子会社のサイアム・ニッポン・スチール・パイプ(SNP)が出資するニッポン・スチール・パイプ・インディア(Nippon Steel Pipe India Private Limited 、NPI)は、昨年末に工場建設が完了し、SNPから供給を受けた鋼管加工を開始、1月より新規受注、生産を開始した。

 また、インドにおける経済成長に伴う自動車(二輪・四輪)生産・販売の急速な拡大に対応するためNPIは、当初2014年を予定していた造管から伸管・熱処理・部品加工に至る一貫製造体制の構築を1年前倒しし、2013年とすることとした。

 新日本製鉄グループは、引き続き日系を中心とする自動車(完成車・部品)メーカー各社のニーズに対応しながら、グローバルな営業力を強化し、急拡大が見込まれる新興国市場の需要を取り込み、売上拡大を図る。