島津製作所( http://www.shimadzu.co.jp )は、分析計測機器のサービス事業について、さらなる顧客満足度の向上と事業拡大を目的に、同社を含め現在8社に分散している当該事業を統合・再編し、100%子会社である「島津アクセス」を平成23年4月1日に発足する。
現在、同社グループで機能・地域・担当製品が分散している複数のサービス会社などを1社に統合・再編し、グループの各種サービスを全国一律、トータルに提供するなど、顧客の利便性を追求して、より一層の顧客満足度向上と事業拡大を図る。
さらに、海外におけるサービス事業の統括機能を担う組織へと発展させることにより、グローバルに統一された質の高いサービス事業を展開していく計画。
新会社の事業内容は以下のとおり。
- 分析機器・試験検査機器・計量器・環境計測機器・その他の理化学機器・医療用機器および応用システム製品の据付、調整、修理、保守管理、整備点検、校正、資産管理などのサービス業務
- 前述の機器、付属品 および ソフトウエアの設計、製造、特注加工および販売
- 前述の機器などの各種消耗品・部品の販売
- 前述の機器、付属品などの移設
資本金は5,000万円。平成24年3月期の売上計画は150億円、発足時の人員は約700名を予定している。