島津製作所( http://www.shimadzu.co.jp )は、操作性を決定するソフトウェアを一新、観察から解析まで、簡単な操作で高品質なデータが得られる走査型プローブ顕微鏡「SPM-9700」を販売開始した。
走査型プローブ顕微鏡(SPM)は、試料表面を微小なプローブ(探針)で走査し、試料の三次元形状や局所的物性を高倍率で観察する顕微鏡の総称。開発したSPMの主な特徴は以下のとおり。
- Windows 7 対応のソフトウェアはガイダンス機能を備え、表示される手順に従い観察から解析まで操作が簡単。
- 観察位置や範囲をわかりやすく表示するとともに、観察する画像の視野をより広い視野の画像から自在にナビゲーションできる機能も搭載した。
- 観察画面を最大8画面表示、観察画面はガイダンス画面や条件設定画面と区分されているため、他の画面で隠れてしまうことがない。
- 新しい3D表示機能を搭載、マウス操作でリアルタイムに画像を確認しながら、回転、ズーム、Z軸倍率変更を自由自在に行える。