NTN( http://www.ntn.co.jp )と中国の洛陽LYC軸承は、中国における自動車用軸受の製造・販売を行う合弁会社設立に向けて、10月11日、中国洛陽市で合弁契約を締結したと発表した。NTNは今回の合弁事業も含め、2015年に中国での売上高1,000億円を目指す。
NTNと洛陽LYCは、第2世代および第3世代ハブベアリングとニードルベアリングの製造·販売合弁契約を締結したことで、今後NTNの品質・技術と洛陽 LYCの現地調達力を融合し、最適品質と高付加価値サービスの提供によって、生産が拡大する中国自動車市場での更なる販売拡大を目指す。
両社は2011年2月に合弁会社「恩梯恩LYC(洛陽)精密軸承」を設立後、2012年10月に新会社での量産を開始する予定。資本金は7,380万米ドルを折半出資。従業員は約200名で2015年度に約70~80億円の売上を目指す。