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日本トレル、航空機エンジン用途向けの低温用フッ素ゴム材料を販売開始

日本トレルボルグシーリング「VCT11」 日本トレルボルグシーリング( http://www.tss.trelleborg.com/jp )は、航空機エンジン用途向けの低温用FKM(フッ素ゴム)「VCT11」の販売を開始した。

 同品は、優れた低温特性を発揮できるように開発されたFKM材料。 特に、従来のFKM材では使用できなかった高温時と低温時の両方のシール性が必要とされる、航空機用エンジンの用途に適しているという。

 また、同品は-40℃以下で使用する場合、低温用FKMの世界的規格AMS7379の要求を満たす数少ない材料の1つだという。 また、圧縮永久歪み特性が優れているため、安定した復元性を発揮する。

 ギアボックス、潤滑機構、排油などの燃料システムなどの エンジン用途では効率的に作動することが最優先事項となっており、低温時でも圧縮永久歪み極めて低いため、運転初期の段階から、通常動作時のシール機能を発揮する。 形状はOリングだけでなく、様々な形状で利用できる。