パナソニック溶接システム( http://panasonic.co.jp/pws/ )は、フルデジタル電源融合型ロボットTAWERSシリーズの進化型として、ワイヤ送給を高精度制御することで大幅なスパッタ低減を実現した「 Active TAWERS」の販売を4月15日より開始する。
同品は従来製品のトーチ先端にサ-ボプルモ-タを装備し、TAWERS独自の高速波形制御技術に加えてワイヤの高精度送給により、従来に比べ大幅な低スパッタ化を実現した。
主な特徴は以下のとおり。
- ワイヤ送給の高精度制御(AWP制御※)による大幅なスパッタ低減
- AWP制御によりア-クスタ-ト性能が向上、さらなる高品質化を実現
- 炭酸ガス溶接での低スパッタ化によるランニングコスト低減を提案
同社は、本製品で、溶接中やアークスタ-ト時のスパッタ発生を抑制し、スパッタ除去作業の低減を図るとともに、MAGガスから炭酸ガスへの切り替えも提案、アーク溶接ロボット分野での高品質溶接とランニングコスト削減の両立を図り、「TAWERSシリーズ」の更なる普及を目指す。