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デンソーウエーブなど、空港における電子コンシェルジュ(世話係)サービスの実現に向け、実証実験を開始

 デンソーウェーブ( http://www.denso-wave.com )、日本航空インターナショナル( http://www.jal.com/ja )、中部国際空港( http://www.cjiac.co.jp )の3社は、空港における電子コンシェルジュ(世話係)サービスの実現に向けて、2010年2月15日より「電子表示付きアクティブタグを利用した航空旅客への情報提供実証実験注1」を開始する。

 現在航空業界ではIATA(国際航空運送協会)でのRF航空手荷物タグ標準化が終了し、香港やラスベガスなど海外主要空港での導入が進んでいる。一方、航空会社や国際空港においては、国際競争の激化やセキュリティ強化等の影響を踏まえた航空旅客へのサービス向上や投資コストの削減が、喫緊の課題になってきているという。

 そのため今回の実験では、電子表示付きアクティブタグを利用した航空旅客への情報提供による搭乗旅客の位置管理・誘導による出発遅延防止、手荷物返却時間の短縮・ターンテーブル案内の2テーマについて、効果検証を行う。

 今後、3社は航空旅客への情報提供サービスモデルの策定、投資対効果の明確化を図るとともに、国内主要空港への実証結果公開およびIATA国際標準規格への提案等により、空港における電子コンシェルジュ(世話係)サービスの実現に向けて鋭意取り組んでまいく。