アマダ( http://www.amada.co.jp )は、ドイツのハーンに伊勢原、米シカゴに次ぐ世界3番目となる大規模な「ソリューションセンター(Haan)」(HSC)を完成、使用を開始した。板金加工機械の世界最大の市場である欧州の戦略拠点として建設したもの。これを契機に欧州におけるシェアを大幅に拡大、板金加工機械メーカー世界トップの座を不動のものにする。
完成したHSCは、鉄骨造りの3階建てで、延べ床面積6,000平方メートルの規模。1階のショールームには最先端をゆくアマダのレーザマシン「LC-F1NT シリーズ」のほか工程統合マシン「LC-C1NT シリーズ」、パンチ・レーザ複合マシン「EML」、パンチングマシン「EM」、ベンディングロボット「ASTROⅡ-100NT」、それに「ASTRO-165W」などアマダの板金加工機械の主力製品を展示している。
HSCには専任のエンジニアリングスタッフを25人置き、VPSS(バーチャル プロトタイプ シミュレーション システム)のほか各種のソフトを用いてユーザーから寄せられる加工上の様々な技術的課題を解決していく。