アマダ( http://www.amada.co.jp )は、神奈川県伊勢原市の本社ソリューションセンターで
11月6日より11月、12月の週末を中心に延べ17日間、「DIGITAL INNOVATION EXPO 2009」と題して展示会を開催している。今回のフェアでは企業の利益確保や企業成長をめざす「究極の多品種少量・変種変量生産、自動化への挑戦」をテーマにセミナーと実機デモンストレーションによる提案を行う。
金融、経済、環境、エネルギー、さまざまな産業において大きな転換期を迎えている現在、とりわけモノづくりにおいてもパラダイムシフトへの対応が大きな課題となっており、これまでの受注待機型企業から提案型企業への転換の必要性がクローズアップされてきている。フェアでは、こうした背景を踏まえ、顧客の加工領域を拡大し、課題を解決する加工技術の紹介や最新のITを取り入れた新しいモノづくりを実現する次世代加工イノベーションの提案をする。
展示ブースは大きく4つのジャンルに分けられており、ブランク、ベンディング、溶接&ファブリケーターの3つの工程単位の加工ソリューション提案ゾーンと、全工程にわたりあらゆる技術を結集した最新のソリューションを組み合わせて「究極の多品種少量・変種変量の自動化」を提案するデジタル工場で構成されている。
3つの工程ごとのソリューション提案ゾーンでは、「加工領域を拡大する加工技術」や「お客さまの課題に対応する加工技術」を加工技術セミナーと最新ソリューションでの実加工の組み合わせにより、分かりやすく提案している。加工技術セミナーはレーザや溶接などのECO加工をはじめ15種類のテーマで延べ170回が予定されている。
また、デジタル工場ではレーザマシンで加工されたワークの搬出・仕分けから次工程への搬送や、ベンディングロボットシステムでの搬入・曲げ加工・搬出作業をロボット活用による自動化として提案する。さらに最新接合技術を活用した新しい溶接加工システムとの連携を紹介する。
その他、より具体的な仕様などを打ち合わせする顧客専用ルームに加え、顧客に見て、触って、動かして頂く加工体験の場や特別講演会を用意、これからの業界最新情報も提供することができる。