川崎重工業( http://www.khi.co.jp )は、中・小型ロボット「Rシリーズ」で最大機種となる「RS50N」と「RS80N」の販売を開始する。
この2機種は、最大可搬質量50kg、80kgの垂直多関節型ロボットで、前身となる「Fシリーズ」の相当機種(FS45N、FS60L)と比べて可搬質量をそれぞれ5kg、20kgアップすると同時に、最大リーチ2,100mmのままで合成最大速度を約40%向上させた。
Rシリーズは、従来のFシリーズの優れた性能をさらに進化させ、速度、手首トルク、慣性モーメント、繰返し精度などの性能を大幅に向上させた最新鋭機種。アーム本体質量を7%軽量化したにもかかわらず、従来60kgだった最大可搬質量を80kgに増大し、組立・ハンドリング、シーリングなどの幅広いユーザの自動化要求にきめ細かく対応できる。