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富士重工、新型スバル レガシィが欧州の安全性能総合評価で最高評価の5つ星を獲得

 富士重工業( http://www.subaru.co.jp )は、スバル レガシィの欧州仕様車(Legacy 2.0D Sport Station Wagon左ハンドルモデル)が、欧州の新車評価基準である「ユーロNCAP*」において、2009年安全性能総合評価で最高評価の5つ星を獲得したと発表した。2009年より新評価システムが採用されたユーロNCAPでは、「乗員(大人)保護性能」、「乗員(子供)保護性能」、「歩行者保護性能」、「安全補助」の4つの項目について、より厳格に総合的な安全評価が行われている。スバルは今まで数々の安全評価テストにおいて高い評価を受けてきたが、ユーロNCAPでの最高評価の獲得は初めて。

 新型レガシィは、スバル独自の新環状力骨構造ボディをさらに進化させるとともに、フロントセクションにはクレードル構造のエンジンマウントシステムを新たに採用するなど、乗員保護性能を高めた。さらに、フロントデュアル、サイドおよびカーテンエアバッグや、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)を全車に標準装備とし、総合的に優れた安全性能を実現した。

 富士重工では、独自のボディ構造などにより衝突安全性能である「パッシブセイフティ」を高めることに加え、水平対向エンジンを核としたシンメトリカルAWDシステムが生み出す高い運動性能による「アクティブセイフティ」を合せた両面から、安全なクルマの開発を目指している。これからも、スバルのコア技術をさらに磨き、お客様へ安心を提供できるよう取り組んでいく。

*欧州各国の交通関連当局などで構成された独立機関が1997年より実施している安全性能評価。