三菱マテリアルツールズ( http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/ )は、三菱マテリアル( http://www.mmc.co.jp )が開発、製造する刃先交換式・深切込み加工用エンドミル「SPX形」に「シェルタイプ」を追加、販売を開始した。
2007年1月に発売を開始した深切込み加工用エンドミル「SPX形」は、切りくずの分断に優れた独特の波形切れ刃インサートや高い壁面精度を実現した3次元曲面切れ刃インサートと、高い本体剛性により、100mmを超える深切込みに対応した側面加工のエキスパートとして、大形構造物の革新的な機械加工能率向上を実現している。今回、さらに本体剛性と有効刃列数をアップした「シェルタイプ」の追加により、高い送り速度による高能率加工を可能にする。
新製品の主な特長は、以下のとおり。
- 最大切込み量58mmで、極めて剛性の高い切れ刃径φ63mmとφ80mmの2種類を規格化し、重切削加工に対応。
- 新開発の先端刃インサートと、らせん状に最適に配置された側面刃インサートにより、従来のシャンクタイプの2倍の有効刃列を有し、高い送り速度による高能率加工が可能。
- 標準的なフェースミルアーバ(FMA形、FMH形)に合わせた、取付け規格を採用。