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NTN、プロペラシャフト専用軽量・コンパクト固定式等速ジョイント

 NTN( http://www.ntn.co.jp )は、FR車や4WD車のプロペラシャフト用として、「軽量・コンパクトな固定式等速ジョイント」を開発した。

 FR車や4WD車のプロペラシャフトの固定式等速ジョイント(CVJ)には、同社の商品でドライブシャフト用に使用されているドライブシャフト用の6個ボール固定式CVJ 「BJ」や、BJを小型化した8個ボールの軽量・コンパクト固定式CVJ 「EBJ」、EBJの外輪をプロペラシャフト用に設計変更した「HEBJ」などが使われている。一方、車両の低燃費化を目的に、プロペラシャフトにも軽量・コンパクト化が求められている。

 開発品は、現行品であるHEBJに対し、全部品をプロペラシャフト専用設計とすることで、強度と耐久性を維持したまま外径、幅寸法を小さくすることが可能となり、軽量・コンパクト化を実現した。

 同品は、現行品(HEBJ)と比較して以下の特徴を持つ。
(1)重量を25%低減

(2)外輪外径を4%低減、外輪幅を20%低減とコンパクト化