三菱ふそうトラック・バス( http://www.mitsubishi-fuso.com )は、低エネルギーで走行し静粛性に優れた、ハイブリッドシステム搭載大型ノンステップ路線バス「エアロスター エコハイブリッド」が、経済産業省資源エネルギー庁、財団法人省エネルギーセンター主催による第19回省エネ大賞(省エネルギー機器・システム表彰)において、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したことを発表した。
省エネ大賞は、優れた省エネルギー性を有するエネルギー利用機器・資材及びエネルギー利用システムの開発支援・普及促進を図り、資源・エネルギー有効利用を促進するとともに、二酸化炭素など温室効果ガスの排出量削減より、省エネルギー型社会を構築することを目的とし、今回で19回目を迎える。
表彰は2月10日から東京ビックサイト(2月19日からインテックス大阪)で開催されるENEX2009「第33回地球環境とエネルギーの調和展」にて行われるとともに、受賞車両のパネルが出展される。大型ノンステップ路線バス「エアロスター エコ ハイブリッド」の主な特徴は以下のとおり。
(1)平成27年度重量車燃費基準を大幅に超える、重量車モード燃費5.0km/Lの低燃費を達成
(2)モーターで走行し、ディーゼルエンジンで発電する、シリーズ式ハイブリッドシステムを採用
(3)充電の必要のない時は、走行状態に関わらず発電用エンジンを停止し、モーターのみで走行することで高い静粛性を実現
(4)平成17年度新長期排出ガス規制基準より、さらにNOxおよびPMの10%低減を達成し、低排出ガス重量車認定を取得した小型でクリーンな新開発の発電専用ディーゼルエンジンを搭載