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イグス、導電性を備えた耐摩耗性部品を3Dプリントできる新材質を開発
イグスは、ESD(静電気放電)対策が必要な耐摩耗性部品をユーザーの要望に応じて優れたコスト効率で作成できるよう、SLS(選択的レーザー焼結法)方式の3Dプリンター用に新材質「イグリデュールI8-ESD」を開発した。この新材質で作成した部品は導電性を備え、静電気を嫌う産業分野において安全な製造ラインを実現できる。
電子産業や半導体産業で使われる耐摩耗性部品には、耐久性だけでなく、静電破壊を防ぐために導電性が求められる。導電性を備えた特殊部品の迅速な製造を実現するため、イグスではこのほど、SLS方式用3Dプリント材質「イグリデュール I8-ESD」を開発したもの。
SLS方式のメリットとして、プリント後の未焼結パウダーは再利用できるため無駄がなく、プラスチック廃棄物の削減に貢献できるほか、プリントした部品はリサイクルが可能となっている。
同社の全ての材質と同様に無潤滑で、構造的に安定している。また、体積抵抗率は3×107 Ω・cmで静電気対策が必要な用途に適しているだけでなく、材質自体が黒色なため着色作業が不要で、コスト削減や納期短縮を実現する。
イグスは、広さ3,800㎡のイグス試験施設において多くのトライボポリマー製品試験を行っているが、SLS方式で作成したイグリデュールI8-ESD製部品は、揺動時の摩耗試験においてポリアミド(PA)12製3Dプリント部品の約2倍の耐摩耗性を示した。また、直動時の摩耗試験でも優れた性能を実証している。
この新材質は、ユーザー自身で加工することも、イグス3Dプリントサービスを利用することも可能で、イグスのオンライン3Dプリントサービスを利用する場合には、STEPファイルをアップロードするだけで簡単に注文できる。
イグリデュールI8-ESDについての詳細な情報はこちら
3Dプリントサービスについての詳細な情報はこちら
ダコタ・ジャパン、鋳鉄・鋳造アルミニウム専用の超音波厚さ計
ダコタ・ジャパン( https://www.dakotajapan.com/ )は、鋳鉄・鋳造アルミニウム専用の超音波厚さ計「PR-9」の販売を開始した。
従来、通常の超音波厚さ計では鋳鉄特有のノイズと底面からのエコーを混同して検出してしまい、正しい厚さが表示されない場合があったという。同品は、鋳鉄・鋳造アルミニウム測定用に開発・調整されており、鋳鉄特有のノイズを回避し正しい底面エコーを検出することができる。
音速調整は、1点・2点校正および音速の直接入力に対応、スキャンモードは1秒間に100回の高速スキャン(通常は10回/秒)を行い、トランスデューサー(探触子)を離すと、最小値を表示する。約300gの軽量ボディに、大きく見やすいディスプレイを採用、長時間の測定や暗所でも快適に測定することができる。さらに、IP65の防塵・防滴性能により、粉塵や油霧が発生する厳しい環境での測定にも対応する。
admin 2020年7月30日 (木曜日)