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日立金属、素形材の機械(切削)加工事業を強化

 日立金属グループで素形材の機械 (切削)加工を事業とする真岡テクノスとオートテックが2017年4月1日付で合併し、日立金属アドバンストマシニングが発足した。

 日立金属グループは、素形材事業の強化、成長のために、鋳造技術のみならず、材料開発、構造設計、機械(切削)加工、表面処理、製品評価技術を蓄積し、付加価値の拡大による差別化を推し進めている。特に機械(切削)加工は、生産効率向上の要であるだけではなく、素形材の機能や軽量化を追求する中で加工難易度も高くなっており、競争力強化のための重要工程となっている。

 日立金属アドバンストマシニングは、製造設備・人的リソースの有効活用をはじめとする経営効率化や、研究開発体制の構築、製品構成(プロダクトミックス)に合わせた柔軟な生産体制構築を 行うことで、素形材機械(切削)加工事業において日立金属グループの中核となり、素形材事業の競争力強化と顧客提案力強化の一翼を担う。さらに将来的には、鋳鉄以外の素形材の加工事業も視野に入れ、新分野にも積極的に参入していくという。