京セラは、同社グループにおける光学部品事業のさらなる強化 · 拡大を図るため、同事業を展開する京セラオプテックに、本年9月に子会社化したメレスグリオを経営統合すると発表した。
光学部品は車載市場や医療市場での拡大に加え、特にFA(Factory Automation)市場において、グローバル規模で生産工程のさらなる効率化や自動化に向けた取り組みが活発化する中、位置決めや検査を行う画像認識システムである「マシンビジョン」や「ロボットビジョン」向けのニーズが増大すると期待されている。
今回の経営統合は、京セラオプテックとメレスグリオが培ってきた光学部品の開発製造技術を相互活用するとともに、営業部門の一本化による商品提案力の強化や国内外での販路拡大を目的としている。今回の経営統合により、両者のシナジー効果を最大化させることで、京セラ光学部品事業の一層の拡大を目指す。