アイシン・エイ・ダブリュは、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社と新たに取引を開始したと発表した。納入するオートマチックトランスミッション(AT)は、FF6速AT「TF-81SC」で、2015年12月5日よりインドで発売されたフラッグシップ車「XUV500」に採用された。インドの地場自動車メーカーとの取引は今回が初めてになるという。
同ATは、軽量化、高効率化により車両の燃費向上を実現したATで、ボルボ社、GM社、オペル社、雙龍社などの自動車メーカーに採用されている。現在、マニュアルトランスミッション車が中心のインド市場だが、今後、AT車の需要拡大が見込まれおり、これを機に需要を伸ばす考え。なお、今回の取引開始により、同社のATの取引先は世界14ヶ国、23グループ、47社となる。