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安川電機、ロボット介助機器の屋内移動アシスト装置開発

 安川電機は、超高齢社会の到来により医療・福祉分野で不足する介助者の負担軽減の観点から、ベッドとトイレの往復など、屋内での移動および立ち座り動作を支援するための屋内移動アシスト装置を開発した。

 同装置を使用することで、足腰が弱くなり歩行器への乗り移りが難しくなった高齢者などにとって、自分の足で屋内を楽に移動できるようになり、使用者のQOL(Quality of Life) が向上するだけでなく、介助者の負担軽減に寄与する。主に病院・介護施設・在宅における使用を想定しており、今後、介護施設や評価機関において安全性や実用性の実証評価を行ったうえで、実用化に向けた使いやすさ等の改良を行っていく。

 なお、今回の開発は経済産業省・国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)のロボット介護機器開発・導入促進事業の一環として行っている。

屋内移動アシスト装置屋内移動アシスト装置